何者かによってゴルド遺跡にその身を封印されていたところを、フレデリカに(結果的に)救われる。
自分のことについては、ごく一般レベルの魔術師であるということ以外記憶が曖昧である。
フレデリカと共に自らの身体に封印されている悪魔を、元の世界へ送還すべく奔走することに。
左手首の裏に封印術が四重の陣として施されている。
坩界の住人を人間の都合で区分けする思想が苦手で、一律性悪説前提で平等に捉えている。
意識的に楽観的にふるまうよう心掛けているが、時折孤独や不安に苛まれる繊細さも持ち合わせている。
警戒心、危機管理能力は高い。
エルドラ市街に自分の魔道具店「リトルバタフライポット」を持つ。経営状態はいまいち。
趣味と買い付けのための遺跡探索中にハイスを発見してしまったが故に、安心安全な悪魔送還法を確立しようと奮闘。
常人の10倍を超える膨大な保有魔力は、指先サイズのコガネムシを人間の幼児サイズに育て上げてしまうほど。
封印術を得意としており、研鑽の末、独自の最上級魔法「完全封印空間」を開発。
口下手で表情筋も死滅状態だが人嫌いではない、という稀に見る不器用タイプ。
さらに、当人の自己認識は冷静沈着、ポーカーフェイスを決め込んでいるらしいが、動揺は完全に顔に出る悲しい性。
商才はない。
フレデリカと契約中の使い魔。料理、洗濯、店番までなんでもこなす。
ごく普通のコガネムシを依り代にしていたが、日々良質なフレデリカの魔力供給を受けてきた結果、肥大化。現在体長78センチ。
本来はハイスペックの精霊で、魔力感知、探知、物探しなどに長けている。
が、ハイパー巨大デブコガネと化した現在は、フレデリカの世話係ポジション。
自分の方がハイスよりも紳士、かつ歴の長い助手だと思っており、ハイスのことを何かと目の仇にするも、卑怯な手段は用いない。
蝶ネクタイやエプロンを好んで身に纏い、翅の色を定期的に変えるなどなかなか身なりには気を遣っている。
フレデリカたちが暮らすエルドラ地区の魔術師の管理、監察を担当している地方公務員。
管理局の魔術師は、対悪魔用の封印術と対魔術師用の白兵戦に特化しているが、グリムロックはその中でも群を抜いて屈強である。
その豪快で気さくな性格から、街の住民たちからも慕われている。
二週間に一度ほど、監察のために店に立ち寄ってフレデリカと世間話などをしている。
社交が苦手なフレデリカの数少ない話し相手のひとり。
自称・ワインの生成を職能とする平和的・紳士的な悪魔。
ハイスの身体から出ていく条件として、十日以内にドワーフ紀と呼ばれる超古代のワインを差し出すよう要求した。