Tiny Mythical Crusade ─OUTLINE─

Chapter 11  A Mirage On Land


 ルーヴェンス側の脅威である「予言者」に対抗すべく、ベルトニア王の提案によりこちら側も予言者を招き入れることになった。かつて大予言者と謳われたオフェリアを訪ね、フレッドたちは友好国ヴィラへ船を出す。

 しかし「オフェリア」はベルトニア王時代の予言者であり、当然のことながら老婆となり果てていた。
肩を落とし早々に帰国しようとする一行に向けて、オフェリアは村人を使い夜襲をかける。それは寄せ集めにすぎない彼らのチームワークを試す試練だった。
 相変わらず口論の絶えない三人だったが咄嗟の判断では助け合ってしまう妙な一面も持ち合わせている。
オフェリアは不安を覚えながらも、予言の力を受け継いだ孫のミレイを同行させることに決めた。
「余裕がないときの判断こそ わしはその人間のありのままが出ると思っている」